2005/2/15 vol.57 伝言を承る001
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★ 同僚と差がつく!毎朝10秒のビジネス英語習慣 2005/2/15 vol.57 ★
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■ 今週のテーマ【伝言を承る】
■ 今日のシチュエーション【紙とペンを用意して】
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■ 今日の単語&イディオム
・ Shall I〜?: 〜しましょうか?
・ take a message: 伝言を承る
・ spell [動]: 綴る
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【英作文にチャレンジ!】
◆ 取り次ぐべき相手が不在、もしくは出られないときは
「ご伝言を承りましょうか?」
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↓
【解答】
Shall I take a message?
シャラ'イ テイカ メッセージ?
【おまけ】
※ 対になるフレーズ“May I leave a message?”(伝言をお願いできます
か?)もあわせて覚えておきましょう。
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◆ 紙とペンを用意したら
「どうぞ(始めてください)」
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↓
【解答】
Go ahead, please.
ゴーアヘッ プリーズ.
【解説】
* 道を譲るときや、レストランで相手の食事が先に来たときなどにも使え
るフレーズですね。「お先にどうぞ」
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◆ 相手の名前や会社名がよく聞き取れないときは
「スペルを教えていただけますか?」
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↓
【解答】
How do you spell it?
ハウ ドゥ ユー スペリッt?
【解説】
* 直訳すると「どのように綴るのですか?」
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★ 読者さまからの質問コーナー
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ひさびさにご質問メールを頂戴しましたのでご紹介します。
以下、長〜くなりますが、皆さんにとってもタメになる内容だと思います。
> はじめまして、こんにちは。
> 最近購読を始めました。
> バックナンバーは全部読んで、覚えています。
バックナンバーにまで遡って熱心にお読みいただき大変嬉しいです!
> さて、今日は質問なのですが、
> 1/27のメルマガで、
> Can we reschedule today's appointment《for Saturday》?
> Could I change my appointment to the day after tomorrow?
> Is it possible to reschedule today's appointment?
> というのが紹介されていたのですが、
> rescheduleの場合はfor
> changeの場合はtoと考えてよいのですね?
その通りです。
Can we reschedule today's appointment for Saturday?
=Can we change my appointment to Saturday?
と言い換えることができます。
> reshceduleは私たちの予定を設定しなおすという感じで、
> changeはこちらの都合で変えると考えた方が良いのでしょうか?
★ reschedule A for B はよりかしこまった表現(more formal)
★ change A to B はよりくだけた表現(more relaxed)
という違いがありますが、意味は同じです。
日本語であえて言うなら、「変更する」と「変える」くらいの
違いだと思います。
> あと、today's appointment、my appointment、Can we....
> となっているのですが、
> Can I reschedule my appointment、
> Can I reshcedule today's appoitmentとか
> Can I change today's appointmentとか、
> Can we change our appointmetとかいう言い方はできないのですね?
まず、today's appointment と my appointment はどちらでもOK。
Can I〜?/Can you〜?/Can we〜?
Could I〜?/Could you〜?/Could we〜?
Is it possible to〜?
はどれも使用法は同じです。ニュアンスが違うだけです。
なので、上に挙げられている文はどれも使えます。
《以下、ニュアンスの違い》
★ Can I〜?:「私が」〜できますか?(「自分」視点)
★ Could I〜?: 〜していただけますか?
(Can Iの丁寧版。どちらかと言うと責任や過失が自分側にあるとき)
★ Can you〜?:「あなたが」〜できますか?(「相手」視点。直接的)
★ Could you〜?: 〜していただけますか?
(Can youの丁寧版。どちらかと言うと責任や過失が相手側にあるとき)
★ Can we〜?:「私たち」〜できますか?(「自分と相手両方」視点)
★ Could we〜?: 〜できるでしょうか?
(Could weの丁寧版。責任や過失の所在は中立)
ビジネスにおいては、フレーズは極力中立的なものにするほうが良いため、
“人”を表す主語を抜いた Is it possible to〜?(可能でしょうか?)
を使うことをオススメします。
(↑のさらにていねいな表現として、Would it be possible to〜?
というのもあります。)
長くなってしまいましたが、いかがでしょうか?
Can I〜?/Can you〜?/Can we〜?
Could I〜?/Could you〜?/Could we〜?
Is it possible to〜?
ぜひ意識して使い分けてみてくださいね。
ご質問メール、これからもお待ちしています!!
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★ 編集後記
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* 昨日はなんの前触れもなく初めて休刊してしまいました。
ご心配をおかけして(?)すみませんでした。
バレンタインだったからといって、恋の病に臥していたとか、熱に浮かさ
れていたというわけではありません。微熱、頭痛、のど痛、声枯れ、関節
痛という風邪の諸症状オンパレードでした…。
めったに風邪を引かない、というのが自慢だったのにくやしいです。
会社に電話を入れて「ぎょうはやずまぜでぐだざい…」と訴えたら、その
声の酷さに、電話に出た後輩の女の子がびっくりしていました。
その後社長からデータの所在をたずねる電話がかかってきたときも、
「あ゛、ぞればでずね、」と言った瞬間「あっはっはっ」と笑われてしま
いました。笑い事じゃないですよ。
今日もまだツライですが、母いわく、今日はお隣の奥さんがウチに遊びに
くるらしいので、邪魔者はムリヤリ退散します。荒療治!!
皆さんも風邪にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。
It is not until we lose our health that we realize its value.
《失ってみて初めて気づく健康のありがたさ》
― 英語学習法&実践ビジネス英語 ― | ||||||||
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